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平川祐弘語録

平川祐弘の名言・語録1件
(比較文学研究者)



「ソ連邦とか中華人民共和国とかでは、革命の元勲にたいして批判がましい発言をすれば、その言動が反革命的とみなされて極刑に処せられる可能性のある時期が長く続いた。日本でも最近こそレーニンを批判することがようやくロシヤ研究者の間でも許されるようになった気配だが、本国においてはレーニンは聖人視されて今日に及んでいる。それはただ単にソ連邦が言論の自由の幅が少い、全体主義国家であるからだけではあるまい。レーニンこそがロシヤ革命の指導者であったから、もし彼を非とすれば、彼の名において行われたロシヤにおける社会主義建設の半世紀を越える努力そのものが疑問視されてしまうからだ。同様に毛沢東についても彼を聖人視する風潮は今後も引続くであろう」


【出典】
『翔ぶが如く(10巻)の解説』


【感想・論評・補足】
平川のこの『翔ぶが如く(10巻)』の解説文の一節は、昭和51年頃に書かれたものであるが、日本のロシヤ研究者の間でもレーニンを批判することが出来なかった時期があったと窺い知ることが出来る。『翔ぶが如く』全10巻を読んで、最後のこの解説文が一番驚いた(*^_^*)


経歴(プロフィール)
■平川祐弘(ひらかわ・すけひろ)
日本の比較文学研究者、評論家。東京大学名誉教授、国家基本問題研究所理事。1931年、東京で生まれる。一高・東大教授でドイツ文学者の竹山道雄の女婿となり、長女の足立節子も比較文学者である。兄の平川浩正は物理学者・東大理学部教授
  1. 2020/11/22(日) 23:31:59|
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