名言格言

名言の王国へようこそ

                            【人名検索】調べたい人名で検索できます。収録人数3957。収録語録数21700(2018年6月20日現在)

モフタル・リアディ語録

モフタル・リアディ語録20件
(リッポー・グループ創業者)


「私はかつて銀行の経営者だった。青年時代にインドネシア独立運動に身を投じ、共産主義に傾倒した時期もある」


「私のビジネスの成功も危機も実はインドネシアのその時々の状況を映したものだ。私はときに時代の流れに先んじ、ときに時代の奔流に流されかけながら事業をつないできた」


「インドネシアは1949年12月末に独立の承認を勝ち取り、1950年から独立国家として正式に歩み出した。この国の独り立ちは私の独り立ちとぴたりと重なる」


「私は1929年5月、オランダ領東インドのジャワ島で生まれた。そのころインドネシアという名前の国はまだ存在していなかった」


「そのころ中国は戦乱の時代だった。南京に国民党政府があったとはいえ、実際は各地の軍閥がなお力を持っていた」


「福建省でも武装勢力がはびこり、北側の軍と南側の軍が押したり引いたりを繰り返していた」


「軍隊が近づけば村人は山に逃げた」


「山の墳墓のなかに隠れて軍隊がいなくなるのをじっと待った」


「夜になると出没する土匪(どひ)と呼ばれる強盗集団も恐ろしかった」


「祖母はいつもそばにいて危険から私を守ってくれた」


「祖母が私のそばにいるかぎり、だれひとりとして私を叱ろうとしなかったほどだ」


「あるとき祖母は私をお寺に連れていった。静寂に包まれたその場所で祖母は語り出した。『おまえのふるさとはこんなに美しいが、村人はみんなとても貧しい。村人が豊かになれるような能力を持っていないからだ。おまえは外国へ行って何かを身につけて帰っておいで。そして村のためになることをするのだよ』


「そのときの祖母の真剣な語り口は今でもはっきりとおぼえている。祖母は私に『孫よ、おまえは帰ってくるために家を出るのだよ』と言い聞かせた」


「もちろん子供の私には祖母の言葉の持つ意味は分らなかった。大きくなってからでさえ祖母の言葉の真意はつかめなかったが、『帰ってくるために家を出る』という言葉は脳裏に焼き付いた」


「中国から出国した華人華僑と呼ばれる人々は人とのつながりを大切にして生きた。とりわけ重視したのは血縁と地縁だ」


「知らない土地でよそ者の華人華僑が生き抜いていくためには、血のつながる者同士、故郷を同じくする者同士が助け合うほかなかったからだ」


「父は毎月のように興化の祖母のもとへとお金を送っていた。祖母が亡くなってからも故郷に戻った弟のために送金を続けた。家族の絆の強さを感じずにはいられない。同じふるさとを持つ人々とのつながりも強かった」


「日本軍の一般兵士には乱暴な人もいたと聞くが、私が出会った日本軍の将校はみんな礼儀正しかった。将校からは『君は漢字がかけるのかね』と聞かれたものだ。日本語はしゃべれなくとも漢字を使って将校らと筆談ができた」


「スハルト体制で民間企業の活動領域は広がった。新体制で急成長していたサリムグループと銀行ビジネスで組むことになった。総帥のスドノ・サリム(林紹良)は高等教育を受けていなかったが、優れた知性を備えていた。どの事業でもふさわしい人物を探し出し、その人物に委ねた」


「土地開発事業は土地を売るだけの不動産業者であってはならない。土地という資源をどう開発し、付加価値を増やすかに事業の本質がある。製造業でいえば土地は原材料であり、原材料を使って何を作り出すのかで価値が決まる。その価値を売るのだ」


経歴(プロフィール)
■モフタル・リアディ
インドネシアでリッポーという企業を創業し、アジアから米国に広がるグローバル企業に育て上げた。リッポー・グループはインドネシアの華人財閥では5指に入る。1929年5月12日、インドネシアで生まれる。中国名は李文正
  1. 2018/05/03(木) 06:12:33|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

木暮太一語録

木暮太一語録13件
(ビジネス書作家)


「説明は科学です」


「説明がうまくなれば、人生が変わります」


「相手が『自分に関係ある』と思うのは、要するに、『相手が望んでいる話をする』ということに尽きます」


「カナダ出身で、営業の神様と言われているブライアン・トレーシー氏は、『人は論理で理解し、感情で動く』と言っています。人が物を買うときは『論理』ではなく、『感情』が決め手になると」


「人は論理的に正しいものを選ぶのではなく、自分がほしいと思うもの、楽しいと思うものを買います。論理や証拠はあくまでも、直感での判断を保証する『安心材料』にすぎません」


「教えるつもりで学ぶと、インプット効率が格段に上がる」


「人に教えるという行為は、じつは教えてもらうよりも圧倒的に学びになるものです」


「テーマと数を伝え、相手に聞く準備ができたら、すぐに『結論』を伝えます」


「聞く人は、『これから、だいたいこんな方向で話が進むんだな』と『頭の準備』をすることができます。これが、わかりやすさに直結するわけです」


「テレビのニュースは、すべて『テーマ』を最初に伝えています」


「トークのプロであるお笑い芸人も同じ話し方をしています。カメラに映る一瞬で視聴者に伝える訓練をしている芸人さんのフリートークは、『わかりやすい説明』の宝庫です」


「話している内容が伝わらなければ、笑いは取れません。お笑いにとって、わかりやすさは必須です。そのときに芸人さんが徹底しているのが『テーマから話す』ということなのです」


「今の時代、目的のわかりにくい根性論では、人は動きません。自分の時間も相手の時間も奪わないように、素早く、明確に意図を伝えていくことが求められているのです」


経歴(プロフィール)
■木暮太一(こぐれ・たいち)
日本のビジネス書作家。1977年11月16日、千葉県船橋市で生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業。富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートに勤務。独立後、ビジネス書作家として活動しつつ、企業内・組織内での講演を多数行っている。著書『落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本』『今までで一番やさしい経済の教科書』『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか』など多数
  1. 2018/04/05(木) 20:16:47|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

中村邦夫語録

中村邦夫語録18件
(パナソニック6代目社長)


「松下は2001年度に一度つぶれた」


「成功体験が続くと、企業は傲慢になる」


「経営とは合理性の追求だ」


「破壊と創造」


「創業者の経営理念以外はすべて破壊して良し」


「経営者にとって事業を撤退する、退くということは、始めることよりも難しいことなのです」


「撤退するには、始めるとき以上に、勇気や信念が要るのです」


「しかも摩擦を恐れないことが必要になりますから、誰もが平然とやれるものではない」


「だからこそ、退くことができるという能力が、経営者には不可欠なのだと思います」


「さらにいえば、経営者が決断できないために、時代遅れになった事業をいつまでも引っ張っているようでは、会社はやはり潰れます」


「そういう点からしても、この撤退する能力というものは、経営者の資質で一番重要なものだと思います」


「その僕自身にとっての、最大の撤退はというと、松下通信工業、松下伝送システム、松下寿電子工業、九州松下電器、松下精工、この5社を松下電器産業の子会社にするというものでした」


「そうする前は、グループ全体で一兆円の重複事業があったのです」


「リーダーとして全社的な改革の実行を進めていくことができたのは、やはり拠り所となる松下幸之助創業者の経営理念・哲学があったからで、その存在なくして、日々の決断もなしえなかったように思います」


「孤独の決断を迫られた際、拠り所があることのありがたさをつくづく痛感いたしました」


「パナソニックの社員に、いったん方向が定まると一致団結して非常に大きなパワーを発揮するという『強み』があるのも、社員全員が、創業者の理念・哲学を共通の価値観として有しているからだと信じています」


「創業者が逝去されて、20年以上が経ちます。幸い、当社にはなお創業者の残像があり、その理念は脈々と継承されています」


「これから新生パナソニックが成長し続けるためにも、この理念が実践を通じて継承されていくことが不可欠です」


経歴(プロフィール)
■中村邦夫(なかむら・くにお)
日本の経営者。パナソニック株式会社6代目社長。1939年 7月5日、滋賀県に生まれる。大阪大学経済学部卒業。松下電器産業(現・パナソニック)に入社。アメリカ松下電器株式会社社長。イギリス松下電器株式会社社長。2000年 6月、松下電器産業株式会社の社長に就任。2008年10月に社名を「パナソニック株式会社」へ変更する礎を築き「旧来の幸之助神話を壊した男」の異名を取る
  1. 2018/03/22(木) 21:22:15|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

松下幸之助語録

松下幸之助語録127件
(パナソニック創業者)


「親を大切にするという道徳は、人間としてもっとも尊いものだと思います」


「ぼくは今年(1986年)の11月で満92歳になりますが、年をとるに従って、ますます強くなるのは、父や母に対する感謝の気持ちです」


「毎日が新しく、毎日が門出である」


「成功の要諦は成功するまで続けることにある」


「自分の周囲にある物、いる人、これすべて、わが心の反映である。わが心の鏡である」


「人間は万物の王者である」


「企業は社会の公器」


「風の音を聞いても悟る人がいる」


「できると思えば、人間案外できるもの」


「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永久の客を作る」


「一軒のお得意を守ることが百軒のお得意を増やす」


「常に本日開店の気持ちを忘れない」


「信用は無形の力であり、無形の富」


「自分ひとりの頭で考え、自分ひとりの知恵で生み出したと思っていても、本当はすべてこれ他から教わったものである」


「教わらずして、学ばずして、人は何一つ考えられるものではない。幼児は親から、生徒は先生から、後輩は先輩から。そうした今までの数多くの学びの上に立ってこそ自分の考えなのである。自分の知恵なのである。だから、よき考え、よき知恵を生み出す人は、同時にまた必ずよき学びの人であるといえよう」


「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である」


「語らぬ木石、流れる雲、無心の幼児、先輩の厳しい叱責、後輩の純粋な忠言、つまりはこの広い宇宙、この人間の長い歴史、どんなに小さいことにでも、どんなに古いことにでも、宇宙の摂理、自然の理法がひそかに脈づいているのである。そしてまた、人間の尊い知恵と体験がにじんでいるのである」


「これらのすべてに学びたい。どんなことからも、どんな人からも、謙虚に素直に学びたい。すべてに学ぶ心があって、はじめて新しい知恵も生まれてくる。よき知恵も生まれてくる。学ぶ心が繁栄へのまず第一歩なのである」


「勇気は公のためにやるという立場に立てば、おのずから湧いてくるものである」


「松下電器は人をつくる会社です。あわせて電気製品を作っています」


「経営者の使命感が、社員を育てる」


「企業が赤字を出すということは、国家的国民的な罪悪である」


「こうして社会に貢献するというはっきりした使命感をもつ」


「転んだら立たねばならぬ。赤ん坊でも転んだままではいない。すぐ立ちあがる」


「風が吹けば波が立ち、波が激しければしぶきをうける。波をうけ、しぶきをかぶっても舵とりさえ確かなら目的の港にはいることができる」


「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」


「成功するまで続けず途中であきらめてしまえば、それで失敗である」


「難しいことだけれども、やろうじゃないかと言い続け、そして実際にやる努力を続けていけば、必ず事はなる。できないと匙を投げたら、永遠にできない」


「自分自身より社会全体を見る。同時に国内外の状態を常に見る。そして比較検討しながら、われ何をなすべきかということを考えなければならない」


「成功を邪魔するものは、結局自分自身である。世間は誰一人として邪魔をしない」


「成功は運がよかったから。失敗は自分に力がなかったから。そう考えて経営をやってきた」


「なんとしても二階へ上がりたい。どうしても二階に上がろう。この熱意がハシゴを思いつかせ、階段をつくりあげる。上がっても上がらなくても、と考えている人の頭からは、けっしてハシゴは生まれない」


「この世に存在するものは一切不要なものはない。どのような悪人でも、毒物でも、使い方によっては全部役に立つ」


「人間90パーセントまで運命によって決まるが、残り10パーセントはその人の意志によって変わる」


「運を高めていくためにはどうすればいいか、徳を積むことである」


「100のうち一つ成功すれば、すべての成功につながる」


「人間の心というものは、孫悟空(そんごくう)の如意棒(にょいぼう)のように、まことに伸縮自在である。その自在な心で、困難なときにこそ、かえってみずからの夢を開拓するという力強い道を歩みたい」


「仕事を部下に任せることは大事である。しかし、その仕事を、自分が知った上で任せなければならない。そうしなければ部下に軽んじられる」


「経営とはそう軽々しいものではない。非常に高度なもので、真・善・美を見出さなければ成功しない。ゆえに私は経営は高き総合芸術、それも生きた総合芸術だと思っている」


「素直な心で見るということがきわめて大事だ。そうすれば、事をやっていいか悪いかの判断というものは、おのずとついてくる。自己観照ということが大事で、特に経営者が決断するときには、この心がまえが不可欠と思う」


「仕事に打ちこんでこそ味わえる境地がる」


「ビジネスマンは皆に愛されないといけない」


「今日考えたことは、その日のうちに実行する」


「自分に権限がないからは弱者の泣き言」


「礼儀作法は人間関係をなめらかにする、社会生活の潤滑油である」


「職場は人生の道場である。給料をもらうだけのところではない。地位が上がって偉くなるだけのところでもない。最も大事なのは、一人の人間として、職場の中で、自分の個性、持ち味を十分に発揮し、人間的に成長できるようにしていくことだ。自分自身のかけがえのない人生を、会社で仕事をすることを通じて、自分の力で充実したものにしていくことだ」


「結局どんな仕事でも、それに徹するならば、その仕事を中心として無限といってもいいほどに広がっていくものではないかと思う。もうこれ以上、進歩発展の余地はない、これで終わりだというようなことは決してない、といっていいであろう」


「すべての物事があわせもつプラスの面とマイナスの面。そのプラスの面に目を向けて、みずからの幸せ、社会の発展につながるよう努めていく。そうすれば、苦労や悩みが消えて、ことごとく、自分の人生の糧、社会の発展の糧となる姿も生まれてこよう。そのような考え方に立てば、本来、苦労や悩みなどはない。本来、ないものがあるのは、自分が何かにとらわれた考え方をしているからだということなのかもしれない」


「販売にあたっては、いかにすればお得意様に喜んでいただけ、どういう接し方をすればご満足願えるかを考えることに尽きる。妙案奇策のあまりない販売の世界の中で特色を発揮するために、何が基本になるかというと、お互いの誠心誠意である。そして話す言葉ににじみ出る気持ちが、何よりも大切である」


「逆境、それはその人に与えられた尊い試練であり、この境涯にきたえられてきた人はまことに強靭である。古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。まことに逆境は尊い。だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、逆境でなければ人間が完成しないと思いこむことは、一種の偏見ではなかろうか」


「逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。順境であっても謙虚に学ぶ心があれば数え切れないほどの知恵を得ることが出来る。その与えられた境涯に素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである」


「素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚(うぬぼれ)を生む。逆境、順境そのいずれをも問わぬ。それはそのときその人に与えられた一つの運命である。ただその境涯に素直に生きるがよい」


「素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっていても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ」


「逆境を好んで求める人はまずいないだろう。誰も順境のうちに身をおき、苦難、挫折に直面することなく、平穏に生きていきたいと願っているはずだ。しかし、それでも逆境は訪れる。人生には逆境と順境が配されているからである。順境だけでの人生などありえない」


「順境だけでの人生などありえない。それぞれの世界で頭角をあらわす人は、逆境との闘いに勝った人だ。苦境を活用し、成功の糧とした人だ」


「全世界の共通の力でいい物資をだんだん安くしていく。そして満ち足りた世の中にしていく。そこに、生産の使命がある。現に水道の水はそういうふうになっているではないか。そう考えると勇気が出る。金儲けするとか、個人が成功するとか━━むろんそういうことも感情的にうれしくないこともないけれども、そんなことは問題にならないほど、この生産使命は貴いものを持っている。だから心塊(しんこん)を打ちこんでやるという正義感と希望が生まれてくる。これが私の水道哲学である」


「自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々(たんたん)とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある」


「この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか」


「他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには。まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ」


「それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる」


「今の政治の混迷を考えると、国家国民の将来のために、この身がどうなろうと、野垂れ死にしようと、なすべきことをしないといけない」


「政治家の良否が国の命運を左右し、国民の幸不幸を決める」


「政治家でも経営がわかっていなければダメである。経営者でも政治がわかっていなければダメである」


「すべての国民が生き生きと仕事に励み、生活を楽しむようにするのが、政治の目的である」


「一国の将来を卜するには、その国の、今、政治を担当している人が、百年先、二百年先に、こういう国家をつくるのだという、目標をしっかりもっているかどうかである」


「税金を国民から取るのは当然と考えるばかりか、増税することに傷みを感じない為政者は失格である」


「長所も短所も天与の個性、持ち味の一面である。うぬぼれず、なげかず、おおらかにそれを活かす道を考えたい」


「幸福とは、自分に与えられた天分の中に生きてゆくことにある。地位や名誉や財産にあるのではない」


「笑顔は心を癒す万能薬」


「塩の辛さ、砂糖の甘さは学問では理解できない。だが、なめてみればすぐ分かる」


「真実を語れば、昨日言ったこととまるっきり変わったことでも、それは説得力がある」


「よいと考えたことは、考えているだけではなんの意味もない。言うだけでも同じこと。実行して初めて本当に考えていたことになる」


「成功した人は、普通の人ならその困難に打ち負かされるところを、反対に喜び勇んで体当たりしている」


「昨日と同じことを今日は繰り返すまい。どんな小さなことでもいい。どんな僅かなことでもいい。多くの人びとの、このわずかな工夫の累積が、大きな繁栄を生み出すのである」


「お互いに温かい寛容の心を持って接し合うことが、世の中を明るく暮らすために一番大事なこと」


「100人までは命令で動くかもしれないが、1000人になれば頼みます、1万人にもなれば、拝まなければ人は動かない」


「鳴かぬなら、それもまたよしホトトギス」 


「素直な心というものは、だれに対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける心である」


「素直な心というものは、物事のありのままの姿、本当の姿、実相というものが見える心である」


「心があって物があって、その心の力が物の力を支配して、はじめて人としての真のゆたかさが生まれてくる」


「この世の中に存在するものは、一つとしてムダなものはない。ムダだと思うのは、その活かし方、使い方を知らないだけ」


「活かし方を知らなければ、すべてのものがマイナスになる。ムダだ、マイナスだと頭をかかえてばかりいたら、不満に心が暗くなり、せっかくの天与の贈物も猫に小判」


「指導者は失敗の原因はすべてわれにありと考えるべきである」


「指導者は地位が高くなればなるほど謙虚でありたい」


「指導者はその団体でいちばん謙虚で感謝を知る人でなくてはならない」


「指導者に人から慕われるような徳があってはじめて、指導者の持つ権力その他もろもろの力も生きてくるのだと思う」


「指導者はつとめてみずからの徳性を高めなくてはならない」


「指導者に反対する者、敵対する者もいるだろう。それに対してある種の力を行使することはいいが、それだけで終わっては、それがまた新たな反抗を生むことになってしまう。力を行使しつつも、そうした者をもみずからに同化せしめるような徳性を養うため、つねに相手の心情をくみとることにつとめ、自分の心をみがき高めることを怠ってはならないと思う」


「指導者は、こと熱意に関してはだれにも負けないものをもたなくてはならない。知識なり、才能なりにおいては、人に劣ってもよいが、熱意については最高でなければならない」


「指導者に、ぜひともこれをやりたいという強い熱意があれば、それは必ず人を動かすだろう」


「その熱意に感じて、知恵のある人は知恵を、才能ある人は才能をといったように、それぞれの人が自分の持てるものを提供してくれるだろう」


「指導者は才能なきことを憂うる必要はないが、熱意なきことを恐れなくてはならない」


「維新の志士といわれる人びとは、一身をもかえりみず、いわば私心を捨てて国のために尽くした人が多いが、その中でも西郷隆盛はひときわとびぬけて私心というもののなかった人のようである」


「憤慨すべきときでも憤慨せず、物事の奥を極めて、なすべきことをなす。それが実力ある者の仕事である」


「『大志を抱く』という言葉だけに浮かれてはならない。大志を抱かずとも、一日一日を積み重ねて大きな成功を得る人もいる。決して足もとを見忘れてはいけない」


「大志を抱かずして一日一日を積み重ねて、ついに大志を抱いたと同じような成果をあげるという人もある。私の場合はどちらかというと、大志をもたずして、大志を抱いた人と同じような成果をあげたことになるんやないかという感じがします」


「小さいながら、わが商売というものは公のものである。法律上は私的なものであるかもしれないが、その本質というものは、公のものである、ということに気がついた。それは商売を始めて14年ほどしてからやった」


「気をつけて世の中を見れば、なすべき仕事はいくらでもある。仕事のないのを嘆(たん)じるのは、真に仕事を見つけることに努力していないからではないか」


「文句を言われるのは、やはりどこかに文句を言われるだけの理由がある。その厳しい得意先をも満足させるだけの、誠意と熱意と信念がほしい」


「不平不満で腹を立てている。つまりそれは、感謝の心を忘れたり、その不平不満の原因が結局は、自分自身の内なる心にあることを忘れてしまった姿といってもよいでしょう」


「ぼくは人間とは不思議なものだと思います。疑いの気持ちで接すれば、おそらくその気持ちが相手に伝わるでしょう。相手も自分に対して心をひらいてはくれません。けれども、こちらがまず信頼していけば、その信頼に応えてくれる場合が多いものです」


「将来何か事を成そうとするのなら、まず先立つものは『信用』である。資本も大事だが、信用があれば資本は集まってくる」


「これだけはどこにも負けない、というものをもつ。余力ができて、手を広げたいときでも、ぐっとがまんして、今やっている仕事を突き進め、世界に通じる水準まで高めていくほうがいい」


「城の石垣を見ると、そこには大きな石もあれば、小さな石もあります。それらは、大きな石のほうが小さな石より大きな役割を果たしているかといえば、そうではなく、大きな石も小さな石もそれぞれの必要に応じて役割を果たしているのです。そうしてはじめて崩れにくく強固な石垣になるのです。小さな石も大きな石も同様に重要です」


「経営者はそのこと(会社の状態がおかしいこと)を『空気』で感じられるようにならないといかん。工場へ行ったら、一歩その工場の中に入ったとたん、おかしいなということを、ピンと空気でわからんとほんとうの経営者とはいえん」


「人の上に立つ者にとって、部下の長所を伸ばし育ててゆくことが何より大切であるが、その長所を見出すには、まず自分が謙虚な心をもつ必要があると思う。みずからが謙虚になってこそ、部下のよさもわかり、その長所が自然と見えてくるというものであろう」


「『人生は終生勉強である』このような考えをもたないなら、その人の進歩向上は止まってしまうだろう」


「人間、ときには思わぬ失敗をすることもある。失敗したことに気がつけばすぐに改めるのは当然だが、この場合大事なことが一つあると思う。それは何かというと、改めるということからさらに一歩進んで、まったく新しいものを生み出すということである。そのようにすれば、失敗というものは、むしろ大きな発展につながることにもなるだろう」


「自分を粗末にするような人間は、ほんとうに他人を大切にし、他と協調していくことはできないと思う」


「勤勉の習性は、何にもまして尊いものに思われる。勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間のいわば一つの大事な徳である」



「衆知を集めた全員経営、これは私が経営者として終始一貫心がけ、実行してきたことである。全員の知恵が経営の上により多く生かされれば生かされるほど、その会社は発展するといえる」


「使命感と気力。この2つがないと立派な経営はできん」



「謙虚な心さえあれば、自分の周囲にあるもの、いる人、すべてがわが心の鏡。自分のふるまいの正邪がそこにありのままに映し出されてくる」


「感謝の心、奉仕の心は、人間だけに与えられたかけがいのない無限の宝だと思う」


「すべての人の知恵が集められ、融合調和されて高い叡智となる時、人間は自然の理法を解明し、すべての物事の善悪を正しく判断し、誤りなく是非を定め、それによって王者として万物を支配活用して、調和ある繁栄を生みだすことができるのです。まさに衆知こそ、人間の偉大さを発揮させる最大の力だといわなくてはなりません」


「故障すればすぐに駆けつけて修理をする。注文があればすぐに届ける。そういうサービスもあるだろうが、笑顔のサービスこそ、最も基本的なことであることを忘れてはならない」


「指導者は、部下の話に耳を傾けよ。話を聞くことによって、知恵が集まり、部下の人たちも成長する」


「遅れているから前へ進める。先頭に立っていないから先頭に立てる」


「身も心も豊かでなければ、真の幸福、真の平和、真の繁栄はありえない」


「90歳になったら、中学校に入学したい。勉強したい」


「誰の意見にも感心し、なんのためらいもなく他人に尋ねることができる人には、人が集まり、知恵が集まり、人望が集まる」


「紙一枚の、その裏にひそむ、そのものの値うちを考えると、なかなか平気で捨てることはできないものだ」


「苦労を語る前に、私はまず、自分自身の幸運に感謝したい」


「報いられることを期待して感謝の心をもつことはおかしいが、感謝の心をもてば、いろいろなかたちになって報いられるのは確かだ」


「感謝する人と感謝しない人。感謝する人はみなから歓迎される。喜びを知ることのできる人はすばらしい」


「天国のよさは、地獄に落ちてはじめてわかる。不足を体験しなければ、満ち足りた喜びは味わえない」


「自然の恵みは、母親の慈愛と同じ。母親の慈愛に感謝するように、自然の恵みに感謝したい」


略歴・経歴(プロフィール)
■松下幸之助(まつした・こうのすけ)
【1894年~1989年】現パナソニック創業者。和歌山県生まれ。小学校4年で、家庭の事情で学業を断念し大阪の火鉢店で丁稚奉公。大正6年大阪電灯を退職し独立。昭和5年ラジオの生産・販売開始。昭和10年株式会社に改組。松下電器産業発足。一代で世界的な総合家電メーカーに育て上げ経営の神様と言われる。94歳没
  1. 2018/03/22(木) 21:11:06|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

山折哲雄語録

山折哲雄(宗教学者)語録10件


「学校ではよく軍神『広瀬中佐』の唱歌をうたっていた」


「戦争がはじまり日露戦争の英雄がとりあげられる風潮が高まり、私も軍国少年の気分にひたるようになっていた」


「カミュの小説『異邦人』をめぐって新進の批評家中村光夫と老大家、広津和郎のあいだでいわゆる『異邦人論争』がおこなわれ世間の話題になっていた」


「広津は小説の主人公ムルソーが殺人を犯すまでの展開がひとりよがりとかみつき、それにたいして中村が『齢はとりたくないものです』とひやかし半分で反論していた」


「ああ、論争とはかくのごとくするものかと肝に銘じたことを覚えている」


「ドストエフスキーに熱中するようになった。興味の中心はもっぱら『罪と罰』で、そのタイトル自体にも意識が引きちぎられるような気分に追い込まれていく」


「こんどは親鸞のいう人間の『悪と業』のテーマと重なるようになったのだからわからない」


「罪と罰はロシア人の運命、たいしてアジア人の宿命が『悪と業』かと、さらに放恣な妄想をかきたてる」


「そんなことを四六時中考えているうちに、現実離れの観念家ができあがっていた」


「ちょうどソ連崩壊の前夜で、クレムリンではゴルバチョフが最後の演説をしていた」


出典『日経新聞(私の履歴書)』


経歴(プロフィール)
■山折哲雄 (やまおり・てつお)
日本の宗教学者、評論家。専攻は宗教史・思想史。角川財団学芸賞、和辻哲郎文化賞、山本七平賞選考委員。1931年5月11日生まれ
  1. 2018/03/18(日) 21:01:17|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ