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山折哲雄語録

山折哲雄(宗教学者)語録10件


「学校ではよく軍神『広瀬中佐』の唱歌をうたっていた」


「戦争がはじまり日露戦争の英雄がとりあげられる風潮が高まり、私も軍国少年の気分にひたるようになっていた」


「カミュの小説『異邦人』をめぐって新進の批評家中村光夫と老大家、広津和郎のあいだでいわゆる『異邦人論争』がおこなわれ世間の話題になっていた」


「広津は小説の主人公ムルソーが殺人を犯すまでの展開がひとりよがりとかみつき、それにたいして中村が『齢はとりたくないものです』とひやかし半分で反論していた」


「ああ、論争とはかくのごとくするものかと肝に銘じたことを覚えている」


「ドストエフスキーに熱中するようになった。興味の中心はもっぱら『罪と罰』で、そのタイトル自体にも意識が引きちぎられるような気分に追い込まれていく」


「こんどは親鸞のいう人間の『悪と業』のテーマと重なるようになったのだからわからない」


「罪と罰はロシア人の運命、たいしてアジア人の宿命が『悪と業』かと、さらに放恣な妄想をかきたてる」


「そんなことを四六時中考えているうちに、現実離れの観念家ができあがっていた」


「ちょうどソ連崩壊の前夜で、クレムリンではゴルバチョフが最後の演説をしていた」


出典『日経新聞(私の履歴書)』


経歴(プロフィール)
■山折哲雄 (やまおり・てつお)
日本の宗教学者、評論家。専攻は宗教史・思想史。角川財団学芸賞、和辻哲郎文化賞、山本七平賞選考委員。1931年5月11日生まれ
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  1. 2018/03/18(日) 21:01:17|
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