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鈴木大拙語録

鈴木大拙(仏教学者)語録17件


「昔、孔子が衣食足りて礼節を知るといったように、衣食住が充分でないと、その方面の要求を満たすに忙しくて、礼儀というようなことは行われぬ。礼儀ということは即ち文化ということである」


「エスキモーの生活というものは、極めて原始的なものである。今日我等の生活はこれに反して『文化的』である」


「エスキモー人の集団生活というものには、個人主義とか私有財産など云う概念がないと云うのです。一人が持って来たものは、みんなで分ける、みんなで食べる。一人だけで大事な物をこっそりと持って居るなどということがなくて、一つの集団に属したものとなって居る」


「自分の物もないし、人のものということもないので、その生活様式は本当に共産主義の生活である」


「原始民族が、魚を取って食べるとか、それからオットセイを食べるとかいう所を見ると、いかにも人間というものが生きて行くためには、又他の生物を食べて行かなければならぬ」


「今日文明開化の人々がなくてはならぬと云うようなものは、原始生活をして居るものには何も要らない」


「宗教生活にも原始生活の面影を宿したところがある」


「原始生活に教えられる所は、必要以外のものは絶対に何も要らないということ、そうしてお互いに共同融通して私を忘れるというような所である」


「道徳は宗教におき換へられねばならぬ。併し道徳から宗教は出て来ぬ、宗教からは道徳は出ることが出来る」


「道徳の世界にのみ居ては、宗教の世界へは入ること不可能である」


「一真実の世界は道徳の世界を超えて居る」


「道徳の世界は宗教の世界、禅の世界に引上げられねばならぬ」


「宗教の世界は、即ち禅の世界である、禅に入ることによってのみ、道徳の真実性が認められると云ってよいのである」


「悩みの解決は矛盾を超越するところに見られる。人間は反省する、分別する、矛盾を見る、悩むとすれば、その矛盾を超越するより外に解決の途はない」


「生死という形で、矛盾の問題を最も真剣に考えた民族は印度人である。彼等は生死を解脱すると云うことに、一所懸命であった。生死流転という文字は印度から出て東方諸民族の思想を支配するようになった」


「意識の世界は、不可避的に、制限と、道を阻む障壁とに充ちた世界である」


「それは常に意識の本質に相当する必然的一面性である」


出典『一真実の世界』


鈴木大拙(すずき・だいせつ)経歴(プロフィール)
【1870年~1966年】日本の仏教学者。世界的に著名な仏教学者である。禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広く伝えた。石川県金沢市で生まれる
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  1. 2016/12/14(水) 22:59:34|
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