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長谷川慶太郎語録(情報編)

長谷川慶太郎語録(情報編)14件



「企業の『社史』には情報が満載」


「ある企業を研究する場合は、社史も大きな資料になる。その会社の創業からの歴史、誰がどんな業績を挙げたのか、過去にどんな危機があり、それをどうやって乗り越えてきたのか、それを成し遂げたのは誰だったのか、を知ることができるのは『社史』である。社史は自分の会社の都合のいいことしか書いてないのではないか、と思われるかもしれないが、そんなことはない。得るものは実に深く大きい場合が多いのだ」
出典:『経済国防』


「自分の目で見たものを信用せよ」


「国際情勢を見極め、将来を見通すために、私がその大きな材料としているのは、自分自身で目にしたものである。なかでも世界各地の工場を見て回った経験は大きな財産になっている。私がこれまで見学した工場は世界中で2000ヶ所を超えており、その数は今なお増えているのだ」
出典:『経済国防』(87歳となった今でも自分の足で工場を回っているのは驚きである)


「現在世界を二分して東西両陣営の間で戦われている冷戦は間もなく終わる。それも東側陣営の完敗で終わる。したがって共産党の一党独裁体制は解体、崩壊、消滅する」
出典:『「情報社会」の読み方』1985年出版。この6年後に長谷川の予測通りソビエトは崩壊した


「情報を持っていることは、将校のバッチをつけているのと同じだ。情報を持っている人には、敬意を持って接してくれる」


「本当の情報力を身につけようと思うのなら、興味の対象を限定しないことだ。興味のない世界でも、切り捨てることをせずに気にかけてみることだ。自分の仕事に直接関係がなくても興味をもってみることが大事だ」
出典:『情報力』


「一番大事なのは、近い歴史です。そして、だんだん遠くに行く。今日から始めて、昨日のこと、一昨日のこと・・・と、問い続けていけばいいのです。今の学校における歴史教育は間違っています。原始時代から教えているのだから、とてもではないが、現代までたどり着かない」
注釈:公開情報を分析していく能力を身につけるための勉強はどうすればいいのかと聞かれてこのように答えた。長谷川は歴史を相当突っ込んで勉強すること、それも近い歴史から勉強することが情報分析の基本だという。


「食事をしながら本をむさぼり読むのは、私にとっては日常のことだった。それはいまも変わらず、私にとって生活することは本を読むことだといってもいい。それぐらい本はいつも読んでいる。金額にすれば年間約1000万円くらいは本に費やしているだろう」
出典:著書『情報力』


「私は情報力を養うための基礎的知力の多くを本から学んできたと思っている。本から最新の情報を得ることは難しいが、そこには最新の情報を読み解くための基礎的知識がぎっしり詰まっている。情報力を身につけるために本は不可欠である」
出典:著書『情報力』


「まずひとつは『白書』だ。たとえば経済に関してなら『経済白書』『通商白書』『科学技術白書』などは、ひととおり目を通す。『白書』は政府が毎年かなりの経費をかけて整備するデータである。だから一度はきちんと読み、そこにどういう問題点があげられているか程度のことは頭に入れておくようにしている」
注釈:長谷川が必ず読む本(出典『情報力』)


「あるとき、宮沢喜一氏と言葉を交わす機会があった。『戦前の衆議院議員の任期は2年でした。2年から4年に延ばしたのは戦争中の翼賛選挙のときでした』といったら、宮沢氏が『よくご存知ですね。みんな、知らないのですよ』と感心した」
出典:『2015年~世界の真実』


「歴史を振り返れば、ベルリンの壁崩壊で東ドイツが潰れてから2年余りでソ連が崩壊した。つまり歴史を鑑(かがみ)にすると、北朝鮮が潰れれば、まさに今度は中国が崩壊する番だということになる。それは遠い未来の話ではなく、早ければ2015年から2016年にかけてである」
出典:『日本経済は盤石である』


「ソ連はつぶれた。私はソ連崩壊の6年前に共産党政権がつぶれるといったが、そう断言できた最大の理由は何十年もモデルチェンジしない生産現場を、自分の目で見て知っていたからである」
注釈:1960年代の初めに東芝がソ連のアゼルバイジャンの家電メーカーと提携し、冷蔵庫の技術を提供した。しかし、30年の間、その電機会社は一回もモデルチェンジせず、同じ形の冷蔵庫をつくり続けたという
出典:出典:『2015年 世界の真実』


関連サイト
エコノミスト・経済評論家・経済学者(日本)語録集 http://bit.ly/Y9zocW
長谷川慶太郎語録集 http://bit.ly/Y9zRMq


長谷川慶太(はせがわ・けいたろう)経歴(プロフィール)
国際エコノミスト、日本個人投資家協会理事長。1927年京都府生まれ。大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年に独立。現場から見る独特の経済分析と先見力に定評がある。
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  1. 2013/09/23(月) 22:13:58|
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