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山崎正勝語録

山崎正勝(科学者)語録6件


「多くの学者たちは、たいていの場合、書物、それも千年以上も前に、アリストテレスらが書いたものを、うのみにしていたのです。ガリレオが職人たちから学んだことは、『科学の知識も経験によって確かめなければならない。そのためには、実験が必要だ。』ということでした。この考えは、ガリレオの多くの著作の中に生き生きと脈うっています」


「同じ時期のイギリスのフランシス・ベーコンも、学問を本当に力をもったものにするためには、学者は職人に学んで、経験・実験から自然の原理をつかむことが必要だと主張したのでした」


「ヨーロッパにおける近代科学が、学者の伝統と職人の伝統の結合から生まれた、といわれるゆえんはここにあります」


「ガリレオが、地動説を支持するようになった最大のきっかけは、望遠鏡を用いた天体観測でした」


「オランダの眼鏡屋が遠くのものを近くに見ることのできる筒眼鏡を作ったという噂を伝え聞いたガリレオは、早速、屈折の理論にもとづいて、今日ガリレオ式と呼ばれる望遠鏡を独自に考案し、それを天文学の研究に用いたのでした」


「これは、多くの装置を使って観測や実験を行う、今日のような科学研究のやり方への大きな第一歩となりました」


出典『ガリレオ オールカラー世界の伝記』の解説


■注釈
ガリレオやベーコンが生きた時代は、16世紀半ばから17世紀初めである。日本では戦国時代から江戸時代の初期にあたる。この頃の科学は、実験によって確かめるという今では当たり前のことを行っていなかった。科学を実験によって確かめることを定着させた一人がガリレオである


経歴(プロフィール)
■山崎正勝(やまざき・まさかつ)
日本の科学者、物理学者、科学史家。東京工業大学名誉教授。専門は科学史、科学社会学、物理学史。2012年に『日本の核開発:1939~1955-原爆から原子力へ』(績文堂)で科学ジャーナリスト賞を受賞。1944年10月、静岡県で技術者の息子として生まれた
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  1. 2017/04/26(水) 21:18:10|
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